自己破産率が一番多い40代!?自己破産で生活はどうなる?
自己破産というと、あなたはどんなイメージがわきますか??
借金の債権者から逃げ惑うように一家で夜逃げをして、誰も知らないところで誰かの目に怯えながら暮らさなければならないとか、思っていませんか?
まるでどこかの映画に出てくるような話ですが、実際に夜逃げ屋は存在していますし、少なからず借金から逃れるために夜逃げ屋を利用する人も多いでしょう。
あまり知られていない自己破産のイメージ!?あなたの生活は大丈夫!?
しかし、自己破産することで複数の債権者から逃げ惑うことも、夜逃げをして見知らぬところで息をひそめて生活する必要もありません。
今のあなたの生活が借金でギリギリの生活をしているのであれば、近い将来借金が払えなくなって、債務超過の状態に陥ってしまい、生活に困窮してしまう可能性もあります。
自己破産は、借金で困窮した状況をリセットして、あなたの生活をやり直すきっかけとなるよう国が作った特別な救済制度です。
このサイトではあなたに自己破産をきちんと理解してもらい、あなたが自己破産の制度を利用するべきか、否かを、判断する材料のひとつ活用していただけるとありがたいです。
特に借金をしていない人にはこの後の内容は特に必要ではありません。
借金をしていて、今後の生活に不安を感じる人のみ御覧ください。
自己破産する一番多い年齢層とは!?
自己破産する人の件数は、平成27年度に約7万人もの人が自己破産しています。
さらに自己破産をする人の年代でいちばん多いのは、”40代”です。
一般的に40歳代ときくと、会社員ならば、そこそこの役職などについてきて、早い人であれば何人もの部下を抱えて、バリバリの働き盛りの人をイメージされるかもしれません。
でも、そんな人は一流企業に努めるサラリーマンのごく僅かで、実際には住宅ローンや、車のローン、親の介護費用、子供の学費など、さまざまな借金を抱えている人が多いのが現状です。
また、転職経験がある人ならばご存知だと思いますが、年齢的に40歳代に突入してしまうと、就職できる会社がガクンと、減ってしまっているのが現状です。
私が以前勤めていた会社でも、中途採用の40代であれば、即戦力で特化した能力のある人でない限りは、ほとんどが書類選考の時点で落とされていました。
やっと雇ってもらえた会社ではいちだんと低い給料で働いている人がほとんどです。
ちなみに自己破産する人の平均月収は約13万円です。
これは東京都の生活保護の受給額よりも低い金額で、いかに多くの方がギリギリの生活をしているかが想像できると思います。
40歳代で、自己破産した10年後の生活と、自己破産しない10年後の生活を想像してみた!?
あなたがいま40代で借金の支払いに困っているなら、「自己破産したらどうなるのか?」リスクやデメリットを含めて、一体あなたの“10年後”の生活はどうなっているのか、想像するのに興味はないですか?
また、自己破産せずにこのまま頑張って借金を返し続けた場合の生活もどうなっているのかもいっしょに想像してみませんか?
自己破産した場合、のリスクやデメリット
自己破産した場合のデメリットですが、大きく考えるとデメリットは3つだけです。
・20万円以上する不動産や、車など、積立型の保険、貯金などは処分される
・自己破産後、5〜7年間は借金できない
・ローンや分割払い契約、クレジットカードが作れなくなる
逆に安心してほしいメリットが、
・99万円未満の現金であれば、取られません!
・自己破産後から就職先からもらえる給与が、取られることはありません!
・就職先や友人・家族にも自己破産したことが知られることはありません!
よく考えてもらいたいのですが、今あげた中であなたが本当に困ることってそんなにありますか??
まず、『・20万円以上する不動産や、車など、積立型の保険、貯金などは処分される』については、『あなた名義』の財産があったら、の場合で、仮にあなた名義の不動産などがあった場合なら、あなたは自己破産する必要がないかもしれません。
『・自己破産後、5〜7年間は借金できない』のは、信用情報機関に登録されている消費者金融や銀行の場合のみで、一般個人からはもちろん借りることができます。
ただ、借金返済の必要がなくなるし、就職先からもらえる給与が取られることもないので、普通の生活を送っている限り再度借金する必要はないかもしれません。
『・ローンや分割払い契約、クレジットカードが作れなくなる』は、携帯電話やスマートフォンを分割払いで契約することができなくなります。
でも、最近では端末代がほぼ0円に等しい機種もあるし、通話料がプリペイト式の携帯も多く出回っていますので、デメリットかと言われれば、そうではないかもしれません。
自己破産した後の10年後の生活とは!?
40歳代で自己破産したあなたは、現在50歳代です。自己破産をする前は日々債権者から借金の催促に悩みが尽きることがなく、給与日が来るたびに債権者からのしつこく催促される日々を送っていました。
でも、思い切って自己破産したら、借金の取立ても、返済もなくなり、生活に心のゆとりが生まれました。
確かに自己破産をしたら新たな借金ができないことや、クレジットカードを利用できないというデメリットはありましたが、自己破産したときに、以前と同じような生活には戻らないと決心したあなたは生活のリズムを取り戻し、少しずつですが今後の人生のために貯金ができるまでになりました。
自己破産しない10年後の生活とは!?
40代で自己破産しない選択をしたあなたは現在50代になっても、ひたすら借金を返済し続ける日々が続いています。
あなたの少ない給与からでも借金を払い続けて、いまだに借金は利息分支払うのがやっとです。
また、毎日のように借金の催促電話で悩みが尽きることがなく、精神的にも肉体的にも限界がきています。
債権者からの借金の取立ては家族にも迷惑がられて、ついには家族からも見放され、孤独になり、ついには自暴自棄に陥ってしまったあなたはこの先どうすればいいのかも考えないようになってしまいました。
あなたには借金を返し続ける未来だけが待っていると考えるしかありません。
よっぽどの覚悟を持って、借金返済のために行動を起こせる精神の持ち主でない限り、厳しい現実が待っているでしょう。
40代のための自己破産まとめ。
あなたは借金問題を真剣にどうにかしたいと、考えているからこそこのサイトに行き着いたと思います。
借金でギリギリの生活までになった原因をあなたなりに理解して、繰り返さないように工夫と努力をする限り、あなたの生活には必ずゆとりが生まれるでしょう。
そして、あなたが決して特別ではないことを認識してください。
また、自己破産することによる劣等感や、羞恥心は気にしないようにしてください。
あなたに必要なことは、専門家に無料相談する決心をして、行動するだけです。
専門家と一緒に考えることで、必要なアドバイスももらえるし、あなたが今いちばん必要なことがなんなのかをしっかりと見極めることもできます!
40歳代は人生の折り返し地点です。今からしっかりと借金の対策と対処をしておくことで、10年後にはゆとりのある生活が待っていますよ!